自分が「Re:ゼロから始める異世界生活」を嫌いな理由
自分は「Re:ゼロから始める異世界生活」が嫌いです
その理由を書いていきます
結論から言うと、「小説版がクソだった」
自分は、別にリゼロに対して興味があったわけじゃなかったのですが、アニメが終わって人気があることは大体知っていました
リゼロを全く知らない状態で、たまたま読んでいた携帯小説の小説化になろうで「Re:ゼロから始める異世界生活」がランキング入りしてるのを見て、無料で人気アニメの小説が読めるのか!と思い読み始めました
最初は世界観などを理解するのに大変で、まあ読み進めていれば面白くなるだろうと思っていました
(ちなみに、小説版全部は読んでいません、アニメの少し先の話くらいまでで読むのを断念しました)
そして読み進めているうちに、あることに気付きました
文章がとんでもなく冗長的であるということです
例えば、ネタバレになるのですが(まあこれ読んでる人はリゼロ知ってる人が多いと思う)主人公のスバルが殺されて死ぬ場面があるじゃないですか
あの場面など、政治家か!って思うくらいつらつらと冗長的に書かれてるんです
寧ろ、よく人が死ぬ場面だけでそんな大量の文字数を書けるな!と感心してしまうほどに
確かに主人公が死ぬ場面ですよ、重要な物語のターニングポイントですよ
ただ、それ以外の場面でもつらつらと細かい状況が描写されていて、後半部分はさっさと話しを進めろ!!!と心の中で叫びながら読んでいたくらいです
細かく描写するのは別に構わないのですが、それでストーリーが進むのがめちゃくちゃ遅くなるのはどうか思う
まぁ、ある意味ちゃんとした文章でそんな細かく描写できるのは才能でしょうが、読み手からしたら、「もうわかったから、それでこの先どうなんの?」と心底思ってしまいます
しかも、伏線がいくつもあるのですが、その伏線もめちゃくちゃ冗長的に書かれていて、伏線回収されるまでは、その冗長的な文章を読んだのに理解できないという辛さ
もう、わざと冗長的に書いてるの?って思うくらいスバルが死ぬシーンなどで同じ言葉や言い回しが使いまわされていたりする
ストーリーだけでみたら凝っていて伏線などがしっかりあって面白いと思うのに、それ以上に文章の冗長さでげんなりしてしまいます
それでも、頑張ってアニメの終わりと同じ場所までは読み進めましたよ
それから、ようやくアニメを見始めました
自分は心を入れ替えて、小説版はクソだったけど、アニメは人気だったしさぞ面白いだろう!と期待して始めました
アニメ版は絵が素晴らしく綺麗でかっこよかったし、曲もすごいかっこよくて大好きです
ストーリーは小説版と若干違うところもありますが、概ね同じような感じでした
ただ、小説版で事細かく書かれていた描写のおよそ7割はカットされていました
スバルが死ぬ場面なんか、小説版では何百、何千文字にもわたって死ぬときの思いや、死ぬ理由などが書かれていたのに対し、アニメ版ではたった数十秒で死んでしまう
その他細かい設定や話など7割どころか8割くらいカットされていたでしょう
まあ、小説版の全てをアニメ版で再現とはいかないでしょうが、小説版で強調して書かれてた場面や設定もすべてなかったことにしているのは残念でしかたがありませんでした
アニメを見ながら、「あれ?あの設定はどこいったの?」と思うシーンが幾度となくあった
Re:ぷちでその内容が少し補填されていたが、それがなぜ作られたのかがよくわかる
ただ、Re:ぷちだけでは全然補填になってないし、アニメ本編に絡んでないと面白くない、ただの補足情報に過ぎない
それに、細かい設定までアニメで再現していたら、2クールでは終わらなかったと思う
小説版からアニメを見た自分からすれば、アニメはすごい端折られて駆け足で取り合えずストーリーだけ進めた感じがしてあまり面白いとは思えなかった
正直、タイトル回収するところのストーリーまで進めるのにめちゃくちゃ必死な感じがした
小説版には小説版の良さがあるけど、アニメ版ではその良さが半分も出ていない、その逆も然り
こんな感じで自分はリゼロが嫌いになりました
漫画版も読むと考えが変わるのかもしれませんが、もう読む気はありません
よく、スバルがウザいなどと言われてますが、自分はそうは思いません
小説版を読めばわかります
自分なんかがとやかく言える筋合い全くないんですが、
小説版はクソ冗長的だったのに対し、アニメ版はクソ簡潔すぎた
その中間があれば良かったと思います
まとめ
これ以来、アニメ版と小説版の両方がある作品は必ずどちらか片方しか見ないことを決心しました
漫画版は別です